介護保険の申請について

介護保険を利用するには、要介護認定を取得する必要があります。こちらで申請から認定取得までの流れを解説いたします。

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介護保険証の交付

介護保険証（介護保険被保険者証）は、被保険者が65歳になった月にお住いの市区町村より交付され、郵送にてご自宅に届きます。要介護認定を申請するときや、介護サービスを受けるときなどに介護保険証（介護保険被保険者証）が必要になりますので、紛失することのないようしっかりと保管してください。

▼ 交付対象者

要介護認定の申請

要介護認定の申請窓口は、申請者の住民登録のある市区町村の介護保険担当課になります。申請はご本人のほか、ご家族の方でも代理で申請可能です。また、地域のケアマネージャーに申請代行の手続きを依頼することもできるので、ご希望の方は 地域包括支援センター、居宅介護支援事業所 にご相談ください。

尚、要介護認定の判定には主治医による意見書が必要です。基本的にはかかりつけのお医者さんに意見書の作成をご依頼ください。認知症の症状がある場合は、その専門医に事前に診察していただき、主治医となってもらうことをお勧めします。

▼ 申請に必要なもの

要介護認定調査

要介護認定の申請をすると、自治体の担当者が申請者の自宅を訪問し、心身の状態などを聞き取る認定調査が行われます。認定調査は申請者の状態に何の問題があるのかを、１時間程度の時間を掛けて実施されます。認知症などにより、ご本人への聞き取り調査に障害がある場合には、ご家族の方から担当者へ申請者の状態を詳しくお伝えください。

その後、主治医の意見書なども参考に公平な審査・判定が行われ、申請者の介護度が決定します。尚、介護度が判明するまで通常1ヵ月程度の時間が掛かりますので、予めご注意ください。

▼ 要介護認定の手順

償還払いについて

申請者の介護度が判明するまでには通常1ヵ月程度の時間が掛かりますが、何らかの理由により判定結果を待つことができない方は、償還払いという方法で介護サービスを利用することができます。

償還払いとは、申請者の心身の状態により明らかに要介護の判定結果が見込まれているような場合において、一旦サービスの利用料を全額負担し、後日に実際の判定結果における介護度に応じた金額が返金されるという制度のことです。

尚、介護度の認定開始日は申請日となりますので、申請日以降における介護サービスの利用は、認定結果が出るまでは償還払いの対象となります。

▼ 償還払いになるもの

熱海市の地域包括支援センター

熱海高齢者相談センター（地域包括支援センター）

南熱海高齢者相談センター（地域包括支援センター）

泉・伊豆山高齢者相談センター（地域包括支援センター）

熱海市の居宅介護支援事務所

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